撮った写真を眠らせない。
連写の整理もブレの見極めも、アプリが先に済ませます。
考えるのはどれを残すかだけ。写真はサーバーに送られません。
数百枚から残す写真を選ぶのは、それだけで一仕事です。
現像ソフトの起動を待つところから始めると、なおさら腰が重くなります。
選定は後回しになり、フォルダには先月の写真が眠ったままになっています。
選定はキーを叩くだけ
P で残す、X でボツ、W と S で前後へ。判断に迷う写真は飛ばして、あとから戻れます。Space を押している間はカーソル位置を中心に拡大してピントを確認、Z で白飛び・黒潰れの位置が縞模様で表示されます。すべての操作にキーが割り当てられていて、フォルダを開いてから確定まで、マウスなしで進められます。
似た写真は自動でグループになります
撮影時刻が近く、見た目が似ている写真は、1つのグループにまとまります。類似の判定には知覚ハッシュを使います。写真の明暗パターンを64ビットの指紋に要約し、指紋の違いが大きいところでグループを切ります。時刻だけで束ねる方式と違い、同じ時間帯に撮った別のシーンが混ざりません。
手ブレやベスト候補の比較は、このグループの中だけで行われます。
ボツ候補とベスト候補に印が付きます
解析が済んだ写真から、サムネイルに小さな顔アイコンが付きます。緑がグループ内のベスト候補、赤がボツ候補です。どちらも候補にすぎず、pick / reject が自動で変わることはありません。
どうやって見分けているのか
解析はすべてバックグラウンドで動き、選定の操作を待たせません。
写真はサーバーに送られません
ブラウザがフォルダを直接読み書きする仕組み(File System Access API)で動いています。写真をサーバーへ送って処理するのではなく、解析も移動もPCの中で完結します。顔検出のモデルもページと一緒に配信され、ブラウザの中で動きます。
JPEGで選んで、RAWまで片付く
表示されるのは軽いJPEGです。P で残すと、同名のRAWも一緒に残ります。撮って出しで十分な写真は、J でJPEGだけを残せます。
Enter で確定すると、残す写真は picked/ へ、そのRAWは picked/raw/ へ、ボツは rejected/ へ移動します。現像ソフトに読み込むのは picked/ だけです。選定の結果が、そのままフォルダの形になります。